どうも^^てらこやパパです^^
小学校の同級生が本を出版したので、これは読まなくてはと思いさっそく購入。
「2045年おりづるタワーにのぼる君たちへ」
広島マツダ会長兼CEOの松田哲也(てっちゃん)の本だ。
先日、出版パーティーが行われ、友人に誘ってもらってたんだけど、
新しい仕事の都合でどうしても行けず…直接御祝を言えなかったのが残念ですが。
良い意味で期待を思いっきり裏切られたので^^
思わず、ブログに書かせていただきました^^
広島のランドマークタワーとリアリティ
さて、県外の人には「おりづるタワーって何?」ってなると思います。
おりづるタワーは、みなさんご存知の平和公園、原爆ドームのすぐ横に立っています。
県外の友達には、必ずと言っていいぐらい広島に来たら
原爆ドームと資料館には連れていってるけど、
この建物は2016年の7月に出来た、まだ新しいタワーなのでご紹介できていないのですが、
今や広島のランドマークタワー的な位置づけになってるんですよ^^
「この景色をみせることこそ私の使命なんだ」
(展望台から眼下に原爆ドームそして広島が見渡せます)
その創設者が広島マツダ会長兼CEOの松田哲也(てっちゃん)です^^
この本は「おりづるタワー」の紹介?って最初は思っていたけど…
いやいや…予想をはるかに超え…
へたな小説…
口だけの自己啓発よりリアリティがある。
同級生ってことじゃなくても
メチャメチャ引き込まれて、最後まで一気に読んでしまいました^^
劣等感がゆえのマインド
最初は、おりづるタワーの立つプロセスが書いてあるんですが、
後半は、松田家に産まれ、もがき苦しみながらどんな「問い」をしてきたのか?
この本の本当のメッセージはここからが本番だ。
おりづるタワーに込めた想い。
誕生までのプロセス。
情熱と信念。
松田家に産まれた、葛藤や反骨心。
一人の人間としての生き様。
泥臭くも自由で。
だからこそたどり着いた「希望」と「想い」
広島を代表する家系に生まれ、次元の違う世界に住んでると思ったけど、
規模は違いすぎるけど、僕自身も商売人の家に産まれ、末っ子であり、
同じ時代を生きてきた一人の人間として、
同じように苦しみ、同じようにバカやって、同じように壁にぶつかり、
同じように、これからの未来に「何が出来るのか?」を。
あまりにも創造と違い、正直驚いた^^
目の前のものに真剣に向き合うスピリット
また、こういうことも書かれています。
社長に就任して、会社のモットーとして掲げてたのが、
「Happy Happy」と「Spechigher」
「あなたの幸せが私の幸せになります」という関係性の定義。
「誠実に努力を重ね、日々成長していきます」というマインドの定義。
社員はこれだけ押さえていれば、あとは何をやってもいい。
最近の投稿で「自利利他」の話もしましたが、
「あなたの幸せそのものが私の幸せ」
「自分の成長が最大のサービス」
実は、僕自身も前職からのモットーはこの2つだけ。
だから、「なんでそこまで仕事をしながら学びに行くのか?」
それは、このためだったんです。
あまりも似ていて驚いた^^
この表現だけでも、カンのいい人なら
これは、「普通の建物のその紹介の本」ではない事はお気づきでしょう^^
おそらく、僕だけではなく、自分の人生と共感することがいくつも出てくると思います。
特に、197ページから206ページに書いてある言葉は、
本当に「自分の足で立ってきた人間」だからこそ言える言葉が書かれている。
他にも、
「ワークライフバランス」
「人を育てる側」
「7勝8敗」
「働き方改革」
など、自分の言葉で語っている。
おそらく、このメッセージを伝えるにも覚悟と勇気が必要だ。
ネタばれになるんでこのくらいにしておきますが^^
まだまだ、伝えたいメッセージがあるんじゃないかと^^
そんな気がします。
言葉に出来ない得体のしれない何か?
また、広島に産まれ広島で育った僕たちには、あたりまえのようにあった「平和」というキーワード。
戦争の悲惨さを伝える町に産まれた僕たちの中には、おそらく県外の方にはない
言葉に言えない何かしらももどかしさを感じたりしています。
それが今まで「なんなのか?」分からずに来たけど…
「あ~なるほどそうだよな!」
その、言葉にできない「何か」がこの本に書かれている。
広島の代弁者。そして僕たち世代の道を示してくれていると思う。
今、何かにぶつかっている…
何をすればいいのか分からない…
劣等感やコンプレックスがある…
そんな人たちに、大きな力になってくれる…
そんな本です。
おりづるタワーの展望台にある「ひろしまの丘」に登れば、
きっと、あなたの道を示してくれるはずです^^
久しぶりに興奮した本です。
そして、僕自身も…
「やってやろうぜ!」
勇気をもらいました。
てっちゃんありがとう^^
2045年。
答えが一望できる「あの場所」で、
どんな未来が待ってるんでしょうね^^
ぜひぜひ、お手にとって読んでいただきたいと思います^^
てらこやパパでした^^